iCAD SXファイルのバージョンを複数まとめて下位に変換できるツールです。
下位バージョンしか持っていない協力会社や他部署とデータを共有する場合には、バージョンを落として保存しないと相手方がデータを開くことができません。
しかし、iCADの標準機能でファイルのバージョンを下げるには図面を一つずつ保存するしか方法がないため、大量のデータを変換するのはとても手間がかかります。
そんなときは、このツールを使用し、工数削減にお役立てください。
導入前に必ず、iCADインストールフォルダごとバックアップを作成してください。
本ツールはiCADのSDKを利用して作成されています。あらかじめiCAD SX の.NET連携機能を有効にしてください。
.NET連携機能有効化の手順
以下よりプログラムをダウンロードしてください。
ダウンロードしたプログラムを以下の手順で登録してください。
※本ツールを実行するときはiCADを一度終了させる必要があるため、iCADでショートカットを登録するより、デスクトップ等にショートカットを作成することをオススメします。
本ツールを起動すると以下の画面になります。
変換したいバージョンを記入(※)、保存先を選択し、変換したいファイルをドラッグアンドドロップします。最後に変換ボタンをクリックすれば、自動的にiCADが起動し、変換されたファイルが保存先フォルダに保存されます。
※ 変換できるバージョンは下位4バージョンまでです。例えば現在使用しているiCADのバージョンがV8L3の場合、V8L2、V8L1、V7L7、V7L6のいずれかに変換できます。
本ツールはあらかじめ以下の環境にてテストをしてから配布をしておりますが、万が一損害が生じた場合の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
テスト実施済環境
本ライブラリは、以下のメンバーにより制作しております。
このように、ものづくりのススメでは「しれっとproject」というコミュニティにおいて、設計者の方々のために役立つツール開発などを行っております。
もしスポンサーご支援を頂ける方は、こちらのnoteのメンバーシップに加入いただけると嬉しいです。
今後も皆さんに役立つツール開発を行っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
本ライブラリに関する不具合、ご要望等はお問い合わせフォームにてご連絡ください。
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【iCAD用便利ツール】シャフト編集ツール