
iCAD SX上でボルトを自動配置・選定するツールです。
本ツールを活用すればキリ穴・ざぐり穴・皿穴とタップ穴を自動的に照合し、最適な長さのボルトを自動配置できるようになります。
二重配置防止機能や、サイズ不一致時のレビュー機能、薄板貫通タップへの対応なども含まれています。

導入前に必ず、iCADインストールフォルダごとバックアップを作成してください。
本ツールはiCADのSDKを利用して作成されています。あらかじめiCAD SX の.NET連携機能を有効にしてください。
.NET連携機能有効化の手順
以下よりプログラムをダウンロードしてください。
ダウンロードしたプログラムを以下の手順で登録してください。

`Settings.exe` または直接 `bolt_placement.json` を編集することで、以下の動作をカスタマイズできます。
| パラメータ | Settings.exe 上の日本語名 | 説明 |
|---|---|---|
| bolt_files | キリ穴 / ざぐり穴 / 皿穴 | 穴の種類ごとに使用するボルト部品の .icd ファイルを指定します。 |
| size_map | 呼び径と穴径の対応 | 検出された穴径から呼び径(M3, M4 など)を逆引きするための範囲を設定します。サイズ不一致チェックの基準にも使われます。 |
| hole_params | キリ穴: 径 / 深さ、ざぐり穴: 径 / 深さ / ざぐり径 / ざぐり深さ、皿穴: 径 / 皿径 / 皿深さ、タップ穴: 径 / ねじ深さ / 下穴径 / 下穴深さ | iCAD から取得した穴パラメータ名を、径・深さ・ざぐり径・皿径などの意味に対応付ける設定です。穴情報の抽出に使われます。 |
| coord_tol | 座標許容差(mm) | 穴位置や既存ボルト位置の一致判定に使う座標許容差(mm)です。近接マッチングや重複配置防止に使われます。 |
| max_axial_dist_mm | 最大軸方向距離(mm) | クリアランス穴とタップ穴を同じ締結候補として扱うときの、軸方向距離の上限(mm)です。 |
| thin_plate_threshold_ratio | 薄板判定しきい値(D比) | タップ深さがボルト径 D の何倍以下なら「薄板」と判定するかを指定します。 |
| standard_thread_engagement_ratio | 通常ねじかかり(D) | 通常時に必要とみなすねじかかり長さを、ボルト径 D に対する比率で指定します(例: 1.5 なら 1.5D)。 |
| thin_plate_through_extra_mm | 薄板貫通の追加長さ(mm) | 薄板貫通タップの場合に、タップ深さへ追加で見込む長さ(mm)です。 |
| min_thread_engagement_ratio_normal | 通常時の警告しきい値(D) | 通常時の実ねじかかり長さがこの値未満なら警告する、警告しきい値です。 |
| min_thread_engagement_ratio_thin_through | 薄板貫通時の警告しきい値(D) | 薄板貫通時の実ねじかかり長さがこの値未満なら警告する、警告しきい値です。 |
| edge_match_eps | 端面一致許容値 | ざぐり穴・皿穴の端面中心を推定するときに使う、ごく小さな一致許容値です。 |

以下の方法で実行できます。
実行直後に「実行対象の確認」ダイアログが表示されます。

ダイアログのOKをクリック後、3D上の要素を選択し、GO(右クリック)してください。

本ツールはあらかじめ以下の環境にてテストをしてから配布をしておりますが、万が一損害が生じた場合の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
テスト実施済環境
本ライブラリは、以下のメンバーにより制作しております。
このように、ものづくりのススメでは「しれっとproject」というコミュニティにおいて、設計者の方々のために役立つツール開発などを行っております。
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今後も皆さんに役立つツール開発を行っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
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