【解説】転職サービスを使った転職活動の基本知識と選ぶポイント

キャリア
この記事を読むべき人
  • 転職の相談をしたいんだけれど、どこに登録したらいいのかわからないという人
  • 転職のサービスっていっぱいあるけど、違いがよくわかんないという人
  • 機械設計で転職するならどこがいいのかと悩んでいる人

こんにちは、リヴィです。

私は普段、機械の設計をしているのですが、昨年の夏に大手機械メーカーからベンチャー企業へ転職をしました。

Twitterなどを見てみても、

  • 転職を検討している
  • すでに数社から内定をもらっている
  • 来月から別の会社で働くことになった

などといった報告を目にする機会が、特に最近増えてきたように思えます。

リヴィ

「働き方改革」「コロナ禍」「家庭環境の変化」など理由は様々ですが、ここ数年で急に増えてきたという印象です。

転職の手続きをする上で、メジャーな方法の1つが「転職サービスを使って転職をすること」です。

電車の広告やネット・動画の広告でも、転職サービスの名前を目にする機会は多いかと思います。

でも、そういった転職サービスを提供している企業は結構多く、「〇〇ランキングでNo.1」という文言ばかりが並んでいてよくわかんないですよね。

  • 信頼性のある情報なのか、
  • ただの営業トークなのか、

見分けがつきません。

実は転職サービスには主に、「転職サイト」と「転職エージェント」とがありますが、

結論から言うと、圧倒的に転職エージェントの方がおすすめです。

リヴィ

「え、一緒じゃないの?」「そもそも、そんな分類があるなんてはじめて知った!」という人も多いかと思いますが、両者は名前は似ていますが、中身はぜんぜん違うのでご注意ください。

こういったことを聞いた段階で、

  • え、なんか転職活動ってややこしそうで嫌だなぁ・・・
  • ただでさえ普段の仕事で疲れているから、しんどくないのがいいなぁ・・・
  • ホントに親身になって相談に乗ってくれるのかなぁ、・・・
  • 騙されたり、失敗したら嫌だなぁ・・・

と、不安になっている方もいるかと思います。

そこで今回は私の経験を元に、転職サービスを使った転職活動の基本知識と選ぶポイントについて解説をしていきます。

この記事が、数年先の未来ですら何が起こるかわからない時代の中でも、よいキャリア・よい人生を歩んでいける手助けになってくれたら嬉しいです。

基礎知識:「転職サイト」と「転職エージェント」との違いをおさえよう

両者の一番の違いは「収益モデル」です。

転職サイトは「企業から広告料をもらって収益を上げる」という仕組みであるため、

転職希望者がいなくとも、広告料さえ貰えれば収益が上がります。

広告料自体はそこまで高く、広告の数で稼いでいる事が多いため、ブラック企業のような悪質な業者の求人も普通にあったりします

また、転職サイトの担当者は、別に転職が成立しなくとも収益がもらえているわけですから、基本的に担当者のやる気はそんなにないです。

一方で転職エージェントはというと「転職が成約してはじめて企業から収益がもらえる」という仕組みであるため、

サービスに登録してくれた人が転職をしない限り、1円足りとも稼ぐことができません。

そのかわり、転職が決まったときには企業から多額の報酬を得ることができます。

裏を返せば、「採用をする時に多額の金額を支払えるような優良企業」じゃないと、企業は登録ができないため、

例えば「超短期で従業員が辞めていってしまっているようなブラック企業」に当たる確率がかなり低いです。

また、エージェントの担当者は、転職の成約を増やさないと収益が上がらない業界であるため、真剣になって相談に乗ってくれます

その他、わかりやすく表にまとめると、以下のような感じです。

転職サイト転職エージェント
公開求人ばかり非公開求人が多い
数百・数千ある候補から自分で探す必要あり担当者がつき、こちらの希望に沿った求人を厳選してくれる
公開求人だから、求人の内容が抽象的非公開案件なら、具体的に書かれていることもしばしば
一日に100件前後の求人が来る。求人内容はこちらの希望が反映されていないものがほとんど。担当者が厳選した求人のみ紹介してくれる。担当者と話し合いながら、追加で要望を言うことも可能
未経験者OKだが、低年収」というのが多い実績は必要だが、そこそこの年収」というのが多い
年収UPも見込める)
自分で情報収集が必要。ググった情報の信憑性も自分で精査が必要エージェントが情報収集してくれる
ググっても出てこないような情報も持っている場合も多い)
書類選考・面接対策も、基本は自分でやる書類の添削や面接対策の対応は当たり前のようにやってくれる
リヴィ

私は1社だけ「転職サイト」に登録しましたが、まぁひどかったですね・・・。

もっと詳しく知りたい方は、YouTuberの両学長の動画が非常にわかりやすいので、こちらをご覧ください。

転職エージェントの選び方

「転職エージェントを使うべき」とはいいつつも、転職エージェントも数社存在します。

ズバリ「〇〇がいい!」と言えればいいのですが、

  • 登録者が抱えている希望・条件
  • 転職活動の時期・タイミング
  • 転職エージェントの得意分野
  • 担当者との相性

などによって変わってくるので、一概には言えません。

ですが「どんな人でも、ここだけは抑えておくべき」というところもありますので、そこをピックアップして解説していきます。

ポイント1:手間がかからないかどうか

個人的に最も重要なのはこの「登録者の手間がかからないかどうか」です。

なぜなら、転職活動は就職活動とは違い

  • 限られたスキマ時間を使って転職活動をしなければならず、体力的にツラい
  • 「普段の仕事」と「転職活動」とを切り替えながらやっていく必要があるので、ストレスが溜まる
  • 特に「会社の人には知られないように」と気を遣うため、精神的に疲れる

と、なかなか過酷だからです(詳しくは以下の記事で解説しています。)。

【機械設計者向け】就職活動と転職活動の5つの違い
最近、転職して別の環境で機械設計の仕事をやろうかと考えています。でも、転職ってしたことないから、すんなりと上手くいくものかどうかがわかりません。転職活動ってどんな特徴があるのかについて教えて下さい。 ...

そういった感じで転職活動は進んでいくので、ちょっとした手間ですら少ないに越したことはありません。

例えば、

  • エージェントサイトが見にくい・使いにくい
  • 質問した時に回答が来るのに時間がかかりすぎる(数日とか)
  • 担当者と連絡が取れないことが多い
  • 一日に数十件、数百件も連絡が飛んでくる
  • 担当の人とのコミュニケーションが上手く噛み合わない などなど

こういった点がある場合には注意が必要です。

リヴィ

「最小限の労力」で「良質な求人案件の紹介」「手厚いサポート」を受けられるのが転職エージェントの大きなメリットです。手間がやたらかかるような転職エージェントなんて、ぶっちゃけ価値ないですからね。

ポイント2:電話のタイミングを考えてくれるか

何気ないことですが重要なのが、「電話のタイミングを考えてくれるかどうか」です。

転職エージェントを利用すると、よく

あなたの希望に合いそうな求人があるのですが、少々お話させていただいても構いませんか?

と電話がかかってきます(あやしい勧誘ではないです笑)。

ですが、そういった電話は、仕事中には取りづらいですよね

  • 職場の同僚や上司になんて聞かれたくないですし、
  • 大事な会議の最中に電話が来たら嫌だし、
  • そもそも「勤務中はスマホをロッカーに預けなければならない」というルールがあったり、

といったことがあるので、とても出にくいです。

リヴィ

転職エージェントの悪評でよくあるのが「電話連絡がしつこい」というのがありますよね。でも、まともなエージェントであれば「電話は平日なら○時以降にお願いします。」「連絡は必ずメール連絡で。」とはっきり伝えれば、ちゃんと対応してくれますよ!

ですが、そういった要望を何回か伝えたにもかかわらず、お構い無しでかけてくることが多いようであれば、担当者を変えてもらったり、別の転職エージェントを使いましょう

ポイント3:無理に選考を進めさせられないかどうか

転職エージェントには、こちらの将来について一緒になって真剣に考えてくれるような担当者の人が多いです。

ですが、登録者が転職してくれないと1円も儲からないため、担当者の中には「無理矢理でも、どこでもいいからマッチングさせよう」としてくる人もいるようなので、注意が必要です。

ウワサによると、周りから高い評価を得ている転職エージェントだとしても、その担当となった人が悪質だという場合もあり、

  • 登録者の希望や事情を無視して、応募案件を投げまくってきたり、
  • ゴリ押しで応募させようとしてきたり
  • 応募先の企業のいい部分しか伝えてくれなかったり

といったこともあるようです。

ですが、転職先を考える際は、転職エージェントの報酬の都合なんて一切考える必要はありません

相手のペースやゴリ押しに乗せられず、マイペースにじっくり考えて、求人内容の吟味、自己分析をするようにしていきましょう。

ちなみにですが、転職活動は世の中の景気が良い時にしたほうが、好条件の応募が見つかりやすいです

「仕事をやめてから転職活動する」のはおすすめしない

ここまで聞いた人の中には、

「そんなにしんどいようなら、まず会社をやめてしまって、時間を確保してゆっくり転職活動すればいいんじゃない?」

と思っている方もいるかと思いますが、それはおすすめしません。

なぜなら、

  • 転職先がすぐ決まるとは限らない
  • 転職活動が長引くと焦ってくる

からです。

まともに転職をしようと思うと、まず「自己分析」や「企業分析」に時間がかかることが多いです。

また、世の中が不景気になると求人数は激減するので、自分に合った求人が来るまで数週間待たなければならないことも普通にあります

にもかかわらず、仕事をやめて収入源を0にしてしまうと、転職先が決まるまでは貯金を切り崩して行かなければならなくなります。

そんな状態だと、仮に悪質な担当者がゴリ押しで選考を進めてきたとしても、焦って冷静な判断ができなくなってしまうのです。

リヴィ

貯金がどんどん減ってきて「生活費があと○ヶ月分」といった状況では、まともな判断なんてできないですよ。

あまりにも職場がブラックで、とてつもなく追い詰められているなら話は別ですが、そうでないならば有給などを使いつつも、会社をやめることなく転職活動をするのが良いです。

ポイント5:労働条件の交渉の仲介をしてくれるか

そして、最後に重要なポイントとしては「労働条件や手当の交渉の仲介をしてくれるか」です。

紹介された求人に対して、みなさんが間違いなく気になるのは「年収」ですよね笑。

求人票には「年収」という欄が設けられているものの、

  • 「400~700万円」などと振れ幅が大きかったり、
  • そもそも記載がなかったり、

と、かなり大雑把です。

どんなに遅くとも内定のタイミングで、具体的な給与額が明らかになるのですが、それを見て

すごい気に入った会社なのに、こんな年収低いの!?

なんていうことも、まぁまぁにしてあります。

「でも、せっかく内定取れたのだから辞退したくない・・・」

そう思ったときには、せめて年収の交渉をしたいところですが、自分で交渉するとなると、

  • 面接のときだと、印象が悪く見られそうで聞きにくいし、
  • 交渉がスムーズに進まなかったり、長引いたりしたら嫌だし、
  • 入社後に会社で変な空気になったら嫌だし、

という心配があります。

そんな時に、良い転職エージェントの担当者だと、私達と転職先との間に入ってくれて、転職先と交渉をしつつ、年収額の妥協点を詰めてくれます。

また、年収額以外に、

  • 福利厚生や手当、
  • 短時間勤務、リモートワークの可否
  • 有給日数
  • 副業の可否
  • 入社日の調整

などについても交渉してくれたりします。

リヴィ

仮に、エージェントの担当者の対応が悪い場合は、担当者の上司に代わってもらいましょう。エージェントとしても、案件をつかめる目前まで来ている状態で、それを安易に手放したりしないでしょうから。

ただ、ちゃぶ台返し(今までの話の流れを大きくひっくり返すような、無理な要求)はしないでくださいね。

具体的にどこのエージェントがいいの

じゃあ具体的にどこのエージェントがいいのかというと、以下の2社です。

マイナビエージェントは「20~30代ぐらいの年代に得意」「日系の大手企業の求人が豊富」と言った特徴が、

JACリクルートメントは「主に30代~の、ハイクラス・管理職等の案件が得意」「外資系企業の求人が豊富」と言った特徴があります。

どちらのエージェントも、

  • 1件1件の求人を、エージェントが厳選して紹介してくれる
  • 求人紹介の連絡が全然しつこくない
  • 自己分析の手助けや、書類選考・面接対策もバッチリ対応してくれる

といった優良なエージェントなので、両方とも登録してみるのがいいかと思います。

リヴィ

私は2つ同時に登録していましたねー!

詳しくはこちらの記事で解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

今回の内容についてまとめると、以下の通りとなります。

  • 転職サービスは「転職エージェント」を使うべし
  • 転職エージェントの求人は、優良なものが多い
  • 転職エージェントの対応は丁寧なことも多いが、ゴリ押ししてくる担当者には注意
  • 転職エージェントを選ぶポイントは、「最小限の労力」で「良質な求人案件の紹介」「手厚いサポート」を受けられるかどうか

今回は以上となります。ご一読、ありがとうございました。

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